へなちょこ新米社員の転職日記#7

へなちょこ新米社員 VS 電化製品営業職

記念すべき第1試合の対戦カードです。

 

内容としては法人や家電量販店へのルート営業で

社風としてはノルマノルマと殺伐としてはおらず

ゆったりした社風とのことでした。

 

「座談会のような感じで和気あいあいとした面接がされる傾向にあるので

 あまり緊張せずに自然体で行ってきてくださいね〜。

 初面接なので、慣れる意味も込めてしっかり受けていきましょ!」

 

山本さんからはそう言われて送り出されました。

 

なるほど。

営業職だけど今よりは気持ちよく働けるようなとこを

ピックアップしてくれていたのか。

しかも初戦として難易度低めの企業をわざわざ...。

 

と山本さんの気遣いに感動しながら

面接会場に到着しました。

 

応接室に案内してくださった人事担当の方は

冗談交じりにちょこちょこ話をしてくれて

緊張をほぐそうとしてくれているのを感じました。

 

簡単な筆記試験の後、ついに面接。

 

元々コミュニケーションを取ることに不安はなかったので

見栄を張らず、自然に話そうと考えていました。

山本さんの前情報もあるし。

 

そう考えていると面接官が入ってきました。

3人。

 

まぁまぁ、3人くらいなら普通か。

と思いながら軽い自己紹介を終えて

面接に入りました。

 

何かおかしいな。

座談会形式の和気あいあいな面接...?

 

いや、面接官3人ともニコリともしないじゃないですか。

え、てかむしろ強めに来るじゃないですか。

質問の嵐。

ホームページから得ていた情報を話すと

「ひでさん、弊社のホームページはご覧になりましたか?」

 

「はい!拝見致しました!」

 

「本当ですか...??」

 

(え...?)

 

本当ですかとは...?

何かホームページの情報とは違うこと言ったか??

いや、そんなはずないな。

 

「はい、本当です。」

 

「ふーん。そうですか。」

 

え、なにこれ(笑)

若干圧迫気味じゃないっすか。

 

「募集しているポジションは営業職なので

 多少きつい面もありますが大丈夫ですか?」

 

(え、きついってどれくらいだ...。)

「はい!大丈夫です!」

 

「本当ですか??」

 

「は、はい...。大丈夫です!!」

 

そんなこんなで面接が終わりました。

 

会場を出たタイミングで山本さんから連絡が来ました。

 

「ひでさ〜ん!お疲れ様でした!

 感触はどうでした??」

 

「手応えゼロですね...。」

 

「えぇ!?」

 

さっき起きたことを全部話すと

山本さんは察した様子で

 

「なるほど〜。そういうことだったんですね〜。」

 新卒で入った会社を1年で退職するということは

 何か現職で問題があったと考える企業さんが殆どです。

 だからこそ、ひでさんのストレス耐性を見ようとしたんでしょうね。」

 

ほう...。

前に何かの記事で

圧迫面接をしないとストレス耐性を測れない企業はダメ」

なんてのを読んだ気がするな...。

 

「結果が出次第すぐにお伝えしますね!

 それで、今回の企業さんですが、本来は温和な社風で

 実際は今日の面接のようなことはない企業さんなんですが

 もし選考を通過した際は次の選考を希望されますか?」

 

「...いえ。すいません。ちょっと今日の企業さんは次に進みたいと思いません...。」

(正直仕事内容も調べるほどに興味薄れていっちゃったしな...。

 仮に内定しても内定承諾はしないだろうし...。)

 

「わかりました...。では特にこちらから企業様へひでさんをアピール等はせず

 企業様からの選考結果をお待ちする形にしますね!」

 

「はい、それでお願いします。」

 

「他に書類審査通過してるところもあるので

 またしっかり対策して頑張っていきましょう!」

 

「...そうですね。はい!頑張ります!」

 

そうして僕の転職活動第1試合は幕を閉じました。

 

後日、山本さんから不採用との連絡がありました。

 

まぁ、最初から上手くいくとは思っていません。

そもそも社会人経験1年なんてほとんど新卒と変わりません。

 

中途の強みは、前職で培った社会人経験を基に

即戦力として貢献できることです。

その線がほとんど期待できないわけですから

本当にご縁がある企業様からし

内定は出ないと思っています。

 

そもそもこの時期ですしね(笑)

 

と、いうことで。

今回の結果にめげることなく次も頑張ります!

 

では、また次の記事で。

 

戦績

1戦 0勝 1敗

 

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