へなちょこ新米社員の転職日記#3

現場配属後、1か月ほどの現場研修が終了して

遂に営業としてデビューしました。

 

そこからはひたすら仕事を覚えながら

通常業務に従事する日々。

 

営業職なので、もちろんお客様の対応もして

自分で顧客も担当させてもらいました。

 

ただ、営業をし始めてまず気づいたことが一つ。

 

「あれ、来客対応の仕方知らなくね...??」

 

研修では電話対応や、新規顧客とのアポの取り方。

日常業務の進め方等を教わっており

肝心の予約を取って来店されたお客様の対応方法を

ほとんど教わっていませんでした。

 

せっかく来店してもらっても、何をすればいいか分からず

先輩を呼んで代わりに対応してもらい

僕はそれを隣で見てメモを取る。

 

それで身につけばよかったものの

アウトプットはほとんどできなかったため

いざ自分で実践しようとすると

思うように勧められませんでした。

 

先輩に分からないことは質問してくれと言ってもらっても

何が分からないのかすら分からない状況。

 

元々コミュニケーションや人付き合いには自信のあった僕ですが

その自信は日に日に失われていきました。

 

そんな状況では売り上げのノルマも達成できるはずもなく

先輩方は「最初はそんなものだよ」と励ましてくれたものの

同期の成績と比べてしまったり、ノルマ未達に関して

上司から叱られるなど、接客だけでなく

徐々に日常的に自信を失うようになっていきました。

 

最終的には会社に行くのが怖くなり始め

顧客が来店する時も

「今回はどんな失敗をしてしまうのだろうか」

「今日のお客さんに契約してもらわないとまた叱られる」

そんな考えばかりが頭をよぎり

無理矢理な勧め方をしてお客様を怒らせてしまうこともありました。

 

とことん悪循環ですよね(笑)

 

上司からは接客練習をするように言われ

先輩にお願いして練習もしていました。

 

ただ、そもそも業務に慣れていない状況で

元々物覚えも良くない方だったので

昼食を抜いて業務に没頭しても

1日1〜2時間の残業は当たり前でした。

 

接客練習に時間を割いた結果

少しずつ営業スキルは身についていったものの

残業時間は営業所内でも上位となってしまっていました。

 

現職は営業所内の残業時間が多いと

管理職の方の評価に影響してしまうようなシステムだったため

新卒で業務量も多くない僕が

かなりの時間残業しているということで

これまた上司からお叱りを受けることとなってしまいました(笑)

 

ここまでで大体新卒の10月あたりです。

 

この時点で僕の社内での立ち位置は

「仕事が遅くて売り上げもそこそこの容量の悪いやつ」

といったところでしょうか(笑)

 

生まれてこのかた、このような見られ方をするのは始めてで

「自分は社会不適合者なのではないか...。」と思い始め

ネットでPTSDの症状を調べてみたり

社会不適合者の特徴を調べてみたりしていました。

 

結局、ネットで得られる情報は記事によって内容が違ったりもするので

自分は社会不適合者ではない。

まだ仕事を覚えてないから効率も悪くて

成績も出ていないだけだと思うようにしました。

 

それ以降も出勤すれば叱られる毎日。

これも新人の修行だと言い聞かせて

自分なりに頑張っていました。

 

そんなある日、仲の良い先輩数名と

飲みに行った日のことです。

 

「お前、よく辞めずに続けてるよな」

「普通ならとっくに辞めてるだろうよ」

 

それを聞いて驚きました。

 

僕の中では新人であれば誰しも通る道だと思っていたからです。

 

恐らく、この記事を読んでいる方の中には

新人時代に仕事を覚えるのに苦労した方もいると思います。

僕もその一人だと思っていたからです。

 

ただ、いつも同じ職場で僕のことを見ている先輩方からすれば

その叱られ方、呼び出される回数諸々を含めて

明らかに厳しいとのことでした。

 

僕がそのような状況でも耐えていたのは

高校時代の経験が大きいと思います。

 

これもまた、僕からすれば自分で決めた以上は

最後まで頑張るのが当たり前だと思っていた経験。

でも、大学に入ってから友人に話してみたら

少し引かれてしまったような経験でした(笑)

 

少し長くなってしまったので

高校時代の経験に関してはまた次の記事で...。

 

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